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墨の形と寸法

墨の形と寸法



 墨の形は、用途と装飾の二つの面から工夫がなされてきました。つまり、実際に墨を用いるという目的と、さらに鑑賞を目的とした二つがあり、この両者をかねそなえたものもあります。また形状としては大別すると、円形墨(規)、長方形墨(班)、方形墨(萬)、角形墨(圭)、器物形墨(雑琳)、楕円形墨、多角形墨、人形墨、自然形墨などに分けられ図柄・事象も多種多様であります。これを、分類すると次のようになります。

 これは、中国の「方氏墨譜」を参考にしています。
 円形墨(規)
 長方形墨(挺):この形が使用する上でも一番持ちやすく磨墨しやすい。
 正方形墨(萬):縦横の割合が同じでやや持ちにくいために、あまり数多くありません。
 角形墨(圭):長方形の上に、三角形を継ぎ合わせたような正八角形のものをいいます。
 器物形墨(雑現):鑑賞清玩を目的としたようなもので、動植物や器物を模して造り形・彩色とも様々であります。




墨の寸法比較 (墨は目方表示なので、大きさではありません。その為、この表は大きさの違いの目安です。)


〈重さによる呼称〉
 唐墨では、600グラムを「一丁型」とし、その二分の一を「二丁型」、四分の一を「四丁型」、八分の一を「八丁型」といい、十六丁型、三十二丁型、六十四丁型の七種類に分け、これを基準としています。

 和墨では完成時15グラムを「一丁型」、30グラムを「二丁型」、60グラムを「四丁型」、120グラムを「八丁型」といい、倍数によって型は大きくなります。

 以上でわかる通り、唐墨は数が大きくなるほど型は小さくなり、和墨は数が多くなるにしたがって型は大きくなります。つまり形でなく、重量だということです。


資料提供:株式会社墨運堂

資料提供:書道用品通販 書道用具・筆墨硯紙の書道洛
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