fc2ブログ

紙の基礎知識 紙の歴史2

紙の基礎知識 紙の歴史2

■中国紙の変遷
西域のコンチダリア河畔で、328年と推定される「李柏文書」が発見され、王義之とほぼ同年代の墨書として関心を集めました。蔡倫の時代から200年以上がたっていますが、紙の表面は粗く、現在の紙に比べるとまだ劣質なものです。

隋・唐になると製作技術はぐんと高まり、茶毘紙・縦簾紙・色麻紙など種類も豊富になりました。この頃は麻の紙が主流ですが、宋代には竹を原料とした紙も多く作られるようになりました。今日使われているような、墨に敏感な画仙紙が作られ始めたのは、清代以降のことです。

王義之とほぼ同時代の墨書「李柏文書」


資料提供:芸術新聞社「墨スペシャル26 文房四宝の楽しみ」より

スポンサーサイト



テーマ : コレ知ってる?
ジャンル : ライフ

コメント

非公開コメント

プロフィール

shodoraku

Author:shodoraku



書道用品通販 書道用具・筆墨硯紙の書道洛へようここそ!


書道用品、水墨画用具の通販専門店! 筆墨硯紙をはじめ篆刻、写経、拓本、絵手紙・字手紙などの書道用具や書道用品から墨染め染色墨液、和紙の糸、墨屋の建築用品、熊野化粧筆等書道道具の製造技術から生まれた製品まで多数通販してます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ライフ
4273位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
習い事
159位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR